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ディスポーザーのお掃除

はじめに

調理時の生ゴミをそのまま排水溝に流し、スイッチを入れるだけで粉砕してくれるディスポーザー。面倒な生ゴミ処理の手間を省き、ニオイを抑えてくれる優れものです。

ディスポーザーは1927年アメリカで発明されたもので、およそ100年近い歴史を持つ家電製品です。日本では一部の分譲マンションに備え付けられています。

後から取り付けるには排水管の仕様や大きさで難しいことがあり、集合賃貸住宅では下水管が詰まることがあるため、原則個人の判断で勝手に取り付けることはできません。現在ディスポーザーを使用している家庭のほとんどは「最初から備え付けられていた」ものとなります。

すでに取り付けられているので、手入れの仕方が分からない、そもそも手入れをすべきかも分からない方が少なくないのではないでしょうか。

ここからはディスポーザーを清潔に保つ方法について解説していきます。

粉砕機内部の掃除方法

粉砕機内部には生ごみの他に油などが流れ込みます。水を流しながら粉砕することでほとんどの廃棄物は流れますが、それでも細かい汚れは少しずつ内部に溜まり、いやなニオイを引き起こす原因となります。

ニオイを防ぐには、内部をこまめに、できれば週に1度掃除することが大切です。少々手間に感じるかもしれませんが氷を使うことで、意外と簡単にお手入れができます。

内部を空っぽにする

まずはディスポーザーを動かし、内部に生ごみが残っていない状態にしておきます。

氷を入れる

粉砕機内に氷を入れます。氷の大きさにもよりますが、内部の半分の高さくらい、だいたい510個ほどで十分です。

洗剤をたらす

氷の上から食器用洗剤を数滴たらします。洗剤の代わりに酢やレモン汁をたらしても構いません。

スイッチを入れる

蓋をして、いつものようにディスポーザーのスイッチを入れます。この時水は流しません。

粉砕された氷が内部に当って汚れをこそげるように落としてくれるのです。

氷がなくなったら水で洗い流して終了です。

それほど手間ではないと感じられるのではないでしょうか。これなら週に1度の頻度でおこなえそうですね。

ニオイや汚れ、ぬめりが頑固そうであれば、さらに重曹とクエン酸を投入し、運転をすることでかなり解消されます。

掃除後は氷と共に落ちた汚れが蓋にも飛び散っていますから、蓋の裏側をよく洗うのを忘れずに。

なお、ディスポーザーの掃除に漂白剤を使うのは金属部分を腐食してしまう恐れがあるので避けましょう。

他のパーツの掃除方法

頻繁にする必要はありませんが、定期的に掃除してもニオイが気になる場合は、洗えるパーツは全部洗う必要があるかもしれません。

その場合、掃除に取り掛かる前に、忘れず電源プラグを外しておきます。

タンクの底面

水で濡らし固く絞った布で汚れを拭き取る。

ヒーターパネル

パネルの上の生ごみを取り除いてから、やはり固く絞った布で拭く。

どちらも水だけで汚れが落ちないときは、食器用中性洗剤を少し布に含ませてから拭きましょう。その後洗剤が残らないよう別布で乾拭きをして終了です。

また、水回りであってもディスポーザーはあくまでも電化製品です。ベンジンやアルコール類は感電や引火の恐れがあるので絶対に使用しないでください。

この他にも投入口など外せるパーツがあれば、食器用中性洗剤で洗います。ただし粉砕機周りのパーツを触るときは危ないのでゴム手袋をはめてからおこないましょう。

フィルター

タンクから外して水洗い。水で落ちない汚れは柔らかい歯ブラシでこすります。十分に乾かしてから元通りはめ込みます。

排水管の掃除は注意が必要

普通のシンクの排水管でも汚れが溜まりますので、粉砕されたとはいえ生ごみの流れる排水管はやはり掃除をしたいものです。

ところが普通のシンクならパイプ用塩素系洗剤を流し込めばよいのですが、ディスポーザーに塩素系洗剤を流し込むことはできません。

それならせめて熱いお湯で…と行きたいところですが、100℃の熱湯では排水管が変形する恐れがあります。

60℃くらいのお湯でも排水管にこびりついた油をある程度落とすことはできるので、ニオイを解消したい場合はお湯を多めに流し込み、1時間ほど放置して水で流して様子を見てみましょう。

それでも詰まっているようなら、専門業者に任せた方が良いでしょう。

日々正しく使っていれば掃除も楽ちん

ディスポーザーは生ごみを処理してくれる便利な製品ですが、だからと言って何でも放り込んで良いものではありません。

骨や貝殻など大きさがあり硬いもの…粉砕できないことがある

繊維質のもの…すりつぶせず残ってしまう

大量の油…内部を傷めたり、排水管の詰まりの原因になったりします。

これらは別途生ごみとして処理しましょう(油は紙などに吸わせます)。

うっかりスプーンなどが入り込んでしまったときはゴム手袋をして取り除きましょう。

正しい使い方をすることでさらに日頃の手入れが楽になります。週に1度の簡単な内部掃除と、入れてはいけない生ごみに気をつけて、是非これからも便利なディスポーザーを長く使い続けられるようにしましょう。

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