どうも!家掃除を勉強している専業主夫です。今回は、キッチンの換気扇(レンジフード)の掃除に挑戦したいと思います。
油汚れが溜まりやすく、お掃除のしにくい構造の換気扇(レンジフード)ですが、頑張ってピカピカにしていきます!
換気扇掃除を始める前に、まずは電源を切るところからスタートしましょう。掃除中に万が一の事故があっては困りますからね。
我が家の換気扇は、レンジフードタイプ。プロペラファンではなく、シロッコファン(円筒状のファン)が内側に取り付けられています。
※撮れ高(あざとい?)を考えて極限まで掃除を控えてみました。ホコリや汚れ画像注意です。
次にレンジフードを分解できるだけ分解!レンジフードカバーは、簡単に手で外すことができました。フィルターも両脇のねじをゆるめると、すぐに外せました。
が、しかし、シロッコファン部分は油汚れで固まっているのかびくともせず、そこで30分ほど右往左往してしまいました…。
写真はフィルター部分。油とほこりが混じり、塊のようになっています。手ごわそう、いや掃除のし甲斐があります!
取り外したレンジフードカバーとフィルターに、お湯で薄めた重曹を吹き付け、キッチンペーパーで流れ落ちないようにします。
その後10分ほど放置。頑固な汚れは、漬けおき洗いが基本ですよね!僕はお皿洗いで漬けおき洗いを学びました。
ちなみに重曹はお湯で十分に溶かさないと、スプレーのヘッド部分で固まってしまうので要注意。今思えば、重曹を粉で散布してから、お湯を吹き付けても良かったのかなと思いました。
漬けおき洗いで全体的にはきれいになった印象でしたが、奥にあるカバー部分の頑固な油汚れは取れず。今度は気持ち重曹を多めに散布して、10分放置しました。
細かく油汚れを観察してみると、油が幾重もの層になっていて、なんだか手ごわそうな感じ。普段からマメにレンジフードを掃除しなかった結果だと思うので、反省しました…。
重曹に漬けおいた後に、汚れを洗い流すだけでは難しいと判断し、汚れが激しい部分をこすってみました。結果、画像のとおり。
キッチンペーパーではすぐにちぎれてしまって心もとなく、雑巾も出してみましたが、いまいち汚れが取れた感じがしない…。
とはいえ掃除の手を止めるわけにもいかず、この後30分ほど油汚れと格闘しました。油汚れの向こう側は、まだまだ遠い気がしました。
実は、結局シロッコファンの分解が敵わず…。分解できたところで戻せなくなったらどうしようと、頭をよぎったのも敗因のひとつです。(ビビりですみません)
ファンの奥を観察してみると、カバー部分よりもひどい油の塊が…。気持ち表面だけはきれいに磨いてみましたが、なんだかお掃除をしきった達成感は薄め。
でも組み立てなおした後は、なんだかピカピカになったのでした!(…表面、表面的にはきれいになりました!)
なんということでしょう、ほこりまみれだったレンジフードが、漆黒の輝きを放っています。…テンションだけは上げてみましたが、結局見えるところしかお掃除できなかったので、レンジフードを掃除できたのかは微妙です。
また、重曹による掃除はいまいち油が取れた感じがなく、市販されている油汚れに強い洗剤スプレーのほうが良いような気もしました。あぁ、掃除って難しい!
ここからは、ハウスクリーニング業者であるハウスコンシェルジュの皆さんに、換気扇(レンジフード)掃除の解説を聞いてみましょう。
ハウスコンシェルジュの皆さん、僕の掃除の仕方ってあってましたか?シロッコファンまで掃除できなかったのと、油汚れが落ちた気がしないのが心残りでして。
シロッコファンを無理やり分解しないで手を止めたのは、正しい判断だと思いますよ。メーカーによって分解の仕方も異なるので、簡単には取り外せないものもあります。
あとは、ファンとモーター軸の間に油が入り込んで固まると、接着剤のように張り付いてしまうこともあります。そんなときは、ドライヤーを使って油を熱で柔らかくしていくと良いですよ。
重曹と水を2:1の割合で混ぜたペースト状にしたものを使うと、もっと油汚れが取れたと思いますよ。あと重曹はかなり作用がおだやかなので、3時間くらい放置したほうが油汚れが吸着されるはずです。
とはいえ、ご家庭の掃除で3時間もかけてられないと思うので、ハウスコンシェルジュを呼べば分解から組み立てまでで2時間で新品のようにきれいにできますよ!
お掃除サービス内容
ハウスコンシェルジュは、老舗の洗剤メーカーである株式会社リスダンケミカルから生まれたハウスクリーニングの専門業者。
豊富な実績に基づいた高い技術力と、環境と人に優しい安心素材の洗剤を使い、清潔な生活環境づくりをお手伝いしています。
メインで提供しているのは掃除サービスですが、利用者が身のまわりで困っていることがあれば、掃除以外でも対応してくれるのがハウスコンシェルジュの強み。
そんなプラスアルファのサービスで、幅広い世代から高い評価を得ています。
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もっと詳しく!
換気扇のフィルターとは、主に調理中に出た煙に含まれる油分をキャッチするもの。
フィルターに油が付着すると徐々にベタつくようになり、換気扇が吸い込んだ空気中の汚れやホコリなどが付着。
そのまま放置すると油が酸化して黒くなったり、イヤな臭いが発生するようになります。
また、フィルターについた油が下に垂れ、料理に混入する恐れもあるので注意が必要です。
換気扇のシロッコファンやプロペラが回ることで、空気を取り込みキッチン内の煙や空気を排出します。
フィルターである程度の汚れは取れますが、取りきれない汚れが付着しやすいという特徴があります。
とくにシロッコファンはレンジフードの奥にあり、取りはずしが難しいため、油汚れでベタベタになっていることが多めです。
換気扇の外側の部分にあたるフードは、調理中の油や煙にさらされている部分。
空気の中にあるホコリなども付着しやすいため、掃除をしてもすぐに汚れてしまうという特徴があります。
こちらもこまめに掃除をしないと油とホコリが入り混じった頑固な汚れとなり、落としにくくなります。
換気扇を掃除するときは、できるだけ部品を取りはずすようにしましょう。
あらかじめ床などにビニールシートや新聞紙を敷き、その上にパーツを乗せるようにすると汚れが広がらずに済みます。
分解方法は説明書などに記されていると思いますが、素人では難しい部分もあります。ムリをすると故障する恐れもあるので、できる範囲に留めましょう。
換気扇の汚れは油とホコリが混じったもので、粘性が高くベタベタしていたり、冷えて固まっていることがあります。
こうした汚れは擦っても落としにくいので、洗剤を溶かしたお湯につけ置きしたり、キッチンペーパーに洗剤をしみこませて貼りつけておくと良いでしょう。
時間を置くと汚れが浮き上がり、落としやすくなります。
油は50℃以上で溶けやすくなるため、掃除をするときはお湯を使った方が効果的。
パーツを洗う・拭くなどの作業はもちろん、つけ置きの際もお湯を使うと良いでしょう。
ただし、熱湯をかけるとパーツが変形したり、変色してしまう恐れがあります。お湯の温度には、くれぐれも気をつけてください。
油とホコリでベタベタになった換気扇には、アルカリ性の重曹と中性洗剤のタッグが効果的です。
重曹50gに食器用の中性洗剤50ml合わせて混ぜるとペーストになるので、気になるところに擦りつけると良いでしょう。
重曹だけでも油汚れを落とすことはできますが、そこに中性洗剤をプラスすると洗浄力がアップ。
洗剤に含まれる界面活性剤と重曹が合わさると石けんのような成分になり、頑固な汚れがすんなり落ちるようになります。
酸性の油汚れを落とすには、アルカリ性の石けんも活躍します。石けんには固形や液体のタイプがありますが、換気扇掃除のときには粉せっけんが◎。
粉せっけん約50gを50℃くらいのお湯で溶かし、3時間ほど放置するとプリン状になるため、これを換気扇のパーツにペタペタとつけていきます。
あとは20分ほど置き、水で洗い流せばOKです。
換気扇の主な汚れは油によるものです。油汚れは酸性のため、キッチン用のアルカリ洗剤がとくに有効です。
他の方法に比べると洗浄パワーが強力なので、「換気扇のベタベタを今すぐ落としたい!」という場合におすすめ。
ただし、製品によっては塗装やコーティングなどが剥がれてしまうケースもあるので、慎重に使うようにしましょう。
換気扇を掃除するときは、まず電源を抜いておくことが第一。何らかの拍子に電源が入ってしまうと、思わぬケガの原因になります。
また、脚立などを利用する際には、足を滑らせて落下しないよう細心の注意を払いましょう。
最後に、換気扇の分解掃除はムリに行わないこと。元に戻せなくなったり、事故や故障の原因になることもあります。
換気扇の主な汚れは、調理中にはねた油や油分を含んだ煙。
これがフィルターやプロペラなどにくっつくと表面がベタベタし、換気扇によって吸い込まれた空気中のホコリなどが付着。
これが冷えて固まることでこびりつき、軽くこすっただけでは落とせない頑固な汚れになるのです。放っておくとどんどん汚れが蓄積し、臭いなどの原因にもなります。
油汚れを防ぐには、毎日の掃除が必要…と思いがちですが、付着した油汚れはすぐにこびりつくワケではありません。
1ヶ月以内であれば重曹や石けんなどで簡単に落とすことができるため、月に1回のペースでしっかりと掃除をすると良いでしょう。
油を使う料理が続いた場合は、調理のあとにおそうじシートなどでサッと拭いておくと後が楽です。