どうも!家掃除を勉強している専業主夫です。今回は、キッチンのシンクのお掃除に挑戦したいと思います。
水垢が溜まりやすく、放っておくと衛生面でも気になるシンクですが、頑張ってピカピカにしていきますよ!
シンク掃除を始める前に、まずはお掃除に使用するクエン酸を水で薄めたものを作成していきましょう。
作り方はいたって簡単。だいたい200mlくらいの水に、小さじ2杯ほどのクエン酸を溶かすだけです。
今回大さじを使っていますが、使用するクエン酸と水も目分量で問題ないと思いますよ!(思ってます!)
次に、先ほど作成した水で薄めたクエン酸スプレーをシンク全体に吹き付けていきます。
とくに気になる部分は、スプレーを吹き付けたあとにキッチンペーパーでクエン酸が流れ落ちないようにしました。
写真ははねた水が結晶化していた蛇口の部分。シンク自体はそこまで汚れていなかったので、とくに汚れが気になったのでした。
10分ほど放置したら、キッチンペーパーをはがした後、水でシンク全体を流していきます。
シンク掃除のモチベーションが上がるところは、ちょっとの掃除でピカピカになるところだと思います!
今回もさっとお掃除しただけで、光り輝いて見えるようになりました。が、なんとなく白っぽく?なったのが気になりました。
とはいえ、蛇口の部分の細かい汚れが落としきれていませんでした。
落としきれなった蛇口の水垢は、水で薄めたクエン酸を吹き付けたうえで、汚れをこすっていきました。
…でも、やっぱりいまいち汚れが取れないような?
シンク全体がピカピカになったことに満足してしまって、肝心の水垢が落ちていない気がします。
肝心の水垢が落ちていないと思いますが、シンク全体はピカピカに磨くことができました!満足度は高いのですが、目的を逸らしているような気がしないでもありません…。
あと掃除後にシンク全体が白っぽくなったのが気になっていて、汚れが落ちたのか磨きすぎたのかちょっとよくわからない結果になってしまいました。
ここからは、ハウスクリーニング業者であるハウスコンシェルジュの皆さんに、シンク掃除の解説をしてもらいました。
ハウスコンシェルジュの皆さん、僕の掃除の仕方ってあってます?水垢が落としきれなかったのと、全体が白ーくなったのが気になっていまして。
全体が白っぽくなったのは、シンクの汚れが落ちて、逆に水垢だけが残っている状態です。つまり結果として、水垢のお掃除はできていないことになります。
もしくは、酸によってステンレスが焼けた状態になっているので、その場合はこれ以上クエン酸でお掃除するのはやめておいたほうが賢明です。
また、シンクの汚れは水垢だけでなく、茶色っぽい茶じみや、油汚れなんかもあるので、クエン酸だけではお掃除しきるのは難しいと思いますよ。
たとえば、クエン酸だけでは油汚れは落とせないので、シンクの油汚れが気になる場合は重曹も有効だと思います。
さらには業務用洗剤を使用すると汚れは落ちると思いますが、配合する成分によっては取り扱いが難しいものがあるため、プロにお任せしたほうが安心ですよ!
お掃除サービス内容
ハウスコンシェルジュは、老舗の洗剤メーカーである株式会社リスダンケミカルから生まれたハウスクリーニングの専門業者。
豊富な実績に基づいた高い技術力と、環境と人に優しい安心素材の洗剤を使い、清潔な生活環境づくりをお手伝いしています。
メインで提供しているのは掃除サービスですが、利用者が身のまわりで困っていることがあれば、掃除以外でも対応してくれるのがハウスコンシェルジュの強み。
そんなプラスアルファのサービスで、幅広い世代から高い評価を得ています。
ハウスコンシェルジュを
もっと詳しく!
食器や調理器具などを洗う、いわゆる「洗い場」。ここに水垢が付着する原因の多くは、水道水に含まれるミネラル分です。
水は放っておけばそのうち蒸発しますが、マグネシウムやカルシウムといったミネラル分はそのまま残り、徐々に堆積。
白っぽくくすんだ水垢となり、簡単に落とせない汚れとなってしまうのです。
シンクで洗い落した油や、食品などのカスが流れていく排水口・生ごみバスケット。
ここはゴミが多く、常に濡れているので雑菌が繁殖しやすい部分。水垢はもちろん、ぬめりも発生しやすくなっています。
放っておくとカビが生えて臭いが漂ったり、パイプが詰まるなどのトラブルになることもあるため、注意が必要な部分です。
ステンレス製の蛇口は、水垢が発生しやすい部分。原因はシンク内と同じく水道水で、水が蒸発するたびに少しずつミネラルが蓄積していき、最終的には白っぽい水垢となります。
また、蛇口は裏側なども意外と汚れが付きやすく、いつの間にかカビが発生していることもあります。調理中も触る部分なので、常に清潔を保ちたいものです。
シンクには水垢はもちろん、食べカス・油汚れ・石けんカス・カビといったさまざまな汚れが付着しています。
これらをキレイに落とすには、それぞれの性質に合った洗剤を使うことが大切です。
アルカリ性の汚れである水垢にはクエン酸、酸性の油汚れには重曹、しつこいカビには専用のカビクリーナーが有効です。
しつこい汚れがあると、つい力を入れてゴシゴシ擦りたくなりますが、これはシンクに傷をつけるもと。
落ちにくい汚れがあるときは、洗剤を含ませたキッチンペーパーを貼りつけ、しばらく置いておくと良いでしょう。
とくに汚れがつきやすい排水口や排水カバー、生ごみバスケットに効果的な方法です。
シンクの水垢の原因は、水道水のミネラル分。シンクに水が残っていると水垢が発生しやすくなるだけでなく、雑菌が繁殖する原因ともなるので要注意です。
そのため、シンクを掃除した後は、タオルやキッチンペーパーなどでしっかりと拭き上げ、水分が残らないようにしましょう。
これを徹底するだけで、水垢のないキレイなシンクを保ちやすくなります。
水垢の性質はアルカリ性なので、汚れを落とすなら酸性のクエン酸が有効。
水垢は普通に擦ってもなかなか落ちない頑固者ですが、クエン酸を使うと性質が中和されて柔らかくなり、落としやすくなるのです。
もしクエン酸がない場合は、食用のお酢やレモン汁でも同様の効果を得られます。賞味期限切れになっているものでも使えるので、有効活用しましょう。
シンク内の油汚れが気になるときは、重曹が適しています。水洗いしたシンクに重曹をそのまま振りかけ、キッチンペーパーで覆ってそのままパック。
10分くらいしたらキッチンペーパーをはずし、水でしっかりと洗い流します。仕上げに酢を5倍くらいの水で薄めたスプレーを吹きかけておくと、抗菌効果が期待できます。
しつこい水垢や汚れを落とすには、クレンザーも効果的です。
ただし研磨剤の含有率が高いものを使うとシンクを傷つけてしまうため、研磨剤20%ほどのクリームクレンザーを使いましょう。
クレンザーを使うときはあまり力を入れすぎず、円を描くようにスポンジで優しく洗うのがポイント。
また、シンクの素材によってはクレンザーが使えないこともあるので、事前に確認を。
汚れたシンクをキレイにしたいからといって、塩素系の漂白剤を使うのはNGです。
シンクがステンレス製の場合、塩素イオンに弱いという性質があるため、サビが発生しやすくなってしまいます。
また、金属たわしやナイロンたわしは傷がつきやすいので、ステンレス製だけでなく樹脂製のシンクでも使用を避けた方が◎です。
シンクに水垢がついてくすんでしまう原因は、水道水に含まれているカルシウム・ケイ素・マグネシウムといったミネラル分にあります。
できたばかりの水垢であれば、スポンジで軽くこするだけで掃除できるのですが、白く固いウロコのような水垢になってしまうと、ちょっとやそっとでは落とせなくなってしまいます。
シンクは常に水を使用する場所のため、水垢の発生を防ぐのは難しいと思われがちです。
しかし、原因は水分にあるのですから、「水垢が発生する前に水分を拭き取る」ことを徹底すれば、水垢の発生を防ぐことができます。
使い古したタオルなどを用意し、食器などを洗った後の水分をしっかり拭くことを習慣化してみてください。