天井に埋め込まれた照明器具や、備え付けのスポットライトは高い場所にあり、どうやって掃除をしたらいいのかわからないもの。ここでは、照明器具の掃除について解説します。
照明器具の掃除には、以下の道具を使用します。照明器具の掃除で重要なことは、シェード(傘)部分に使われている素材の確認です。素材によって、掃除の仕方が変わってきます。
※蛍光灯及び電球を取り外せるタイミングは、照明器具によって異なります。外して掃除をするときは、マイクロファイバークロスでほこり・汚れを取ります。
汚れを取るのに水拭きが必要な場合は、そのあとに蛍光灯及び電球をしっかりと乾かしましょう。
水洗いできる素材は、水を直接かけられるので掃除がしやすいです。シェードを浴室やベランダ、シンクなどに持っていけば、シャワーでほこりやよごれが流せます。
このとき、ぬるま湯に温度を設定すると汚れが落ちやすいです。
ぬるま湯で流しても汚れがとれないときは、中性洗剤とスポンジを使ってきれいにしていきます。これらの素材は、プラスチックの容器やガラスの食器を洗うときと同じような感覚で洗えます。
中性洗剤を使用して掃除をするときは、ゴム手袋を使用すると手荒れが防げます。
水洗いはできるのですが、中性洗剤とスポンジを使った洗い方はおすすめできません。メッキ加工の場合、スポンジでこすったことがきっかけで、はがれてしまう恐れがあるからです。
水で流しても汚れが取れにくいときは、濡れている布を使って掃除を行います。汚れを落としたあとは、乾いた状態のマイクロファイバークロスで全体を拭き上げていきます。
木製や紙製のシェードは水洗いができない素材なので、水を使わずに汚れを落としていきます。
最初に、はたきやハンディモップで落とせる限りのほこりを落とします。次に、乾いたぞうきんで汚れを拭き落とし、枠の隅っこにある取りづらいほこりは、ブラシを使ってかきだして完了です。
2か月に1回ほどを目安に掃除を行うようにしましょう。
照明器具は、天井付近に設置されているのでほかの場所よりも掃除が手間です。そのため、照明器具は掃除の頻度が少なくなりがちな傾向があります。
しかし、照明器具はできるなら定期的に掃除をした方がよい箇所です。ほこり・汚れをそのままにしておくと、蓄積して取りづらくなるだけでなく、室内の明るさにも影響が出てきます。