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壁紙のカビ掃除と予防法

壁紙のカビ掃除に使う道具

壁紙

壁紙のカビ掃除に必要な道具は、以下の通りです。

  • ハンディモップ
  • 歯ブラシまたはスポンジ
  • 雑巾
  • ジェル状塩素系漂白剤

塩素系の漂白剤は洗浄力が非常に強く、時に色落ちや壁紙の性質を変化させてしまうケースがあります。特に賃貸住宅に住んでいる人は、重曹スプレーなどで代用するのが良いでしょう。

壁紙のカビ掃除のポイント

材質に合わせた洗剤を選ぶ

住まいの壁紙は種類が豊富で、中にはデリケートな素材もあるでしょう。洗剤との相性が悪い場合、劣化の原因となります。そのため、材質によって洗剤を使い分けるのが重要です。

壁の素材の見分け方のポイントは、水で濡らせるかどうかになります。ごく少量の水を壁紙に付け、水分を吸収するかどうかでチェック可能です。台所や洗面所に使用されている壁紙は、水を弾く性質のものがほとんどで、リビングや和室などの壁紙は水を吸収しやすい傾向にあります。もちろん例外もありますので、きちんと確認した上で適した道具を使うのが1番です。

壁紙の性質が分かったら、あとはそれに合った洗剤を使用します。水を弾く壁の場合は拭き取るタイプの洗剤を、そうでない場合は拭き掃除不要の洗剤を用意しましょう。

ブラシだと傷つくのでスポンジで

ビニール製の壁紙は、ブラシでゴシゴシと擦っても問題ありません。しかし、以下のような壁は、ブラシを使うと色落ちや毛羽立ちなどを招きます。

これらの壁のカビ掃除をする際は、硬く絞った雑巾で優しく擦ってあげましょう。洗剤との相性が悪い可能性もありますので、使用する時は隅のほうで試してみてからにしてください。

マスクは必須

塩素系漂白剤やカビキラーなど身体に害があるため、使用する際は必ずマスクを着用しましょう。また、手袋やメガネも着用し、換気をしてください。

これらの洗剤は非常に強い洗浄力を持っていますが、壁紙に付着したままでは有害です。掃除の際は、最後に水拭きをしたりドライヤーで乾かすなどの仕上げを行います。

小さな子どもやペットが居る家庭では、特に注意してください。

壁紙にカビが生える原因

換気不足

換気を行っていない部屋は、空気の流れが悪く、部屋の四隅にカビができてしまいやすいです。

また体温や料理による湿気、入浴後の蒸気などを換気せずそのままにしておけば、カビが好む環境がすぐにできてしまいます。さらに家電や家具を壁にぴったりとくっ付けて設置している人も要注意です。引っ越しや大掃除の際に、冷蔵庫の裏の壁紙に黒いシミのようなものを発見したことはありませんか?家具などを壁に密着させて設置すると、裏側まで空気が通らずカビができてしまいます。

近年では高気密高断熱を採用した住まいも増加傾向にありますが、気密性の高い家は湿気の逃げ道が無いため注意しましょう。特に気温が高くなる夏場や雨の日は、湿気がこもりやすいです。

室内と外との温度差による結露

外気の影響を受けやすいガラス窓などは、室内と屋外の温度差が大きくなると結露を生じます。結露が発生しやすい場所はカビの繁殖しやすい環境となっており、そのままにしておくとどんどん増えていくでしょう。

具体的に、結露によりカビが発生しやすい状態は以下の通りです。

このような環境は、カビが最も増えやすいと言われています。特に室内と屋外の温度差が大きくなる冬場や湿気の多い梅雨時期は、結露によるカビが発生しやすい時期です。水分含んだ空気が壁に付着し、その水分を壁紙が吸収することで、カビの温床となってしまうでしょう。もちろん床やカーペットなど、家中にカビが発生する原因となります。

雨漏れ、水漏れ

水漏れによってカビが発生するリスクは少なくありません。もちろんごく少量であったりすぐに拭き取れば問題ありませんが、量が多いとその分湿度も高まりカビが発生しやすい環境となってしまいます。特にジメジメしている浴室やキッチンでの水漏れには注意しておきたいものです。

また雨漏れもカビが発生する原因となります。雨漏れは、雨水が家屋に浸入する一時被害と、侵入した雨水により家屋に被害が出る二次被害の2つに分けられます。一時被害で雨漏れに気付けることはごく稀で、ほとんどの場合はシミなどの二次被害が原因です。

シミが見つかると、同時にカビが発生しているケースが多く、これを改善するには業者に依頼しなければなりません。そのため、早めの対策を講じるのが重要です。

カビをはやさない予防方法

壁と家具を離す

カビは高温多湿の環境を好みます。空気が滞った場所は、なかなか温度も湿度も下がりません。そのため家具や家電を壁に密着させている場合、その裏に黒いシミのようなカビができてしまいます。それを防ぐためにも、家具や家電は壁から離して設置しましょう。

また小さな隙間は掃除もしにくく、ホコリが溜まりやすいです。カビはホコリにとって重要な栄養源になり、取り込むことでどんどん増殖していきます。家具を壁から離しておけば掃除も楽になりますので、よりカビの発生を予防できるでしょう。

タンスや本棚などの家具は約5cm、冷蔵庫やテレビ台などの湿気を放つものは約10cm壁から離して設置してください。この程度離しておけば、空気の循環も良くなりカビの発生を防げます。

こまめな換気

カビ予防として最も簡単な方法は、こまめな換気を行うことです。手軽にできますし、カビ予防として1番効果的でもあります。天気の良い日には部屋中の窓を開放し、室内にこもっている湿気を追い出しましょう。おすすめの時間帯は、屋外の気温が低く湿度が上がり始める朝です。

雨の日が多い梅雨時期や外の湿気が多い日は、窓を開けると屋外の湿気を室内に入れてしまい逆効果になってしまいます。そんな時は、エアコンの除湿機能や除湿器を使用しましょう。ただ湿度は低すぎてもいけませんので、40~60%を保つようにしてください。1時間使用していても10円程度しかかかりません。1~2時間でも効果がありますので、ぜひ活用してみてください。

防カビスプレー

防カビスプレーは、未だカビが発生していない場所に吹きかけることで効果を発揮します。もちろん壁にも有効ですし、押し入れや下駄箱など様々な場所に使用可能です。カビが付着しやすい箇所をスプレーでコーティングすることで、カビの胞子が付くのも防げるでしょう。同時に一般家庭で繁殖しやすい雑菌を除去できるため、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して使えます。

防カビスプレーと同じように、防カビ消臭剤もおすすめです。置き型のアイテムで、スプレー同様あらゆる場所で利用できます。カビの原因となる湿気を除去し、きれいな壁紙を保てるでしょう。

どちらも2~6か月程度使用し続けられますので、低コストでカビ予防ができます。

色付きの壁は目立たないので都度チェックを!

部屋の壁紙に黒いポツポツとしたシミができていませんか?それはただの汚れではなく、「カビ」かもしれません。カビは人体に害をもたらしますので、原因や予防方法、掃除に必要な道具などをチェックしておきましょう。

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